シリンジ 商品一覧

シリンジとは

シリンジの構造(外筒・押子・筒先・ガスケット)

シリンジとは、一般的に「注射筒」と呼ばれる器具で、液体や気体の吸引・注入に使用されます。通常は円筒状の外筒と、その内部を移動する押子(プランジャー)で構成されています。先端に注射針が付属しているものは「針付きシリンジ」、付いていないものは「針なしシリンジ」と呼ばれ、用途に応じて使い分けられています。

また、シリンジフィルターを装着することで液体のろ過にも利用できるほか、物理学や有機化学などの研究・実験分野では、液体や気体の送液、試料の採取、体積の測定など幅広い用途で活用されています。その他カートリッジに替インクを補充するために用いるシリンジ、接着剤や硬化剤を注入するのに用いる工業用シリンジもあります。

材質にはプラスチック製、ガラス製、金属製などがあり、特に医療分野では感染防止や滅菌の観点から、滅菌済みの使い捨てが広く使用されています。なお医療用シリンジは一般医療機器に該当します。

皮下に穿刺する針付きシリンジや注射針は、個人や個人事業主、一般企業からの購入はできません。

購入するには法人名と住所が厚生労働省の保険医療機関・保険薬局の施設基準の届出、もしくは介護情報サービス公表システムと一致している必要があります。

※接骨院やあんま、鍼灸等は対象外です。

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医療用シリンジの主な用途

薬剤・ワクチンの投与

シリンジは、予防接種やインスリン注射をはじめとする皮下・筋肉注射に使用され、少量の薬液を正確に投与するために欠かせない医療器具です。

血液採取

注射針を装着したシリンジを使用して、血管から血液を吸引します。採血や各種検査において広く使用されています。

持続投与

シリンジポンプと組み合わせることで、抗がん剤や昇圧剤などの薬剤を一定速度で長時間にわたり精密に投与できます。集中治療や在宅医療でも利用されています。

経管栄養・水分補給

口から十分な食事が摂れない患者に対して、胃ろうや経鼻栄養チューブを通じて栄養剤や水分を注入する際に使用します。

洗浄・吸引処置

創傷部位の洗浄や、口腔内・気管カニューレ内に溜まった痰や分泌物の吸引・除去など、さまざまな洗浄・ケア用途にも活用されています。

 

医療用シリンジの特徴

シリンジの目盛り
ルアーチップシリンジ

シリンジ本体と先端が一体化した構造を採用しており、注射針の着脱をスムーズに行うことができます。医療現場や研究用途で広く使用されている一般的なタイプのシリンジです。

金属先シリンジ

先端部分に金属素材を使用しており、高い強度と耐久性を備えています。繰り返し使用や特殊な用途にも対応できるのが特長です。

カテーテルチップシリンジ

先端が丸みを帯びた形状となっており、浣腸や膀胱洗浄、経管栄養などの処置に適しています。チューブやカテーテルへの接続を目的として設計されています。

カップ式(経腸栄養用)シリンジ

一般的な注射器用シリンジよりも太いカップ型の先端を採用しています。医療機器との誤接続を防ぎ、薬剤投与や経腸栄養における投与ミス防止に役立つ安全設計が特長です。

色付押子

色がついている押子は一般のシリンジと区別ができ、用途に応じた使い分けができます。取違防止にも役立ちます。

色付押子のシリンジ

シリンジの筒先

中口タイプの筒先

中口ちゅうぐち

真ん中に筒先がある一般的な形状です。容量が微量~10ml程度のサイズに多くみられます。

横口タイプの筒先

横口よこぐち

真ん中からずれた円周の近い部分に筒先があるタイプです。10~50ml程度の大容量のシリンジにみられます。採血時に角度をつけて使用できること、また空気を簡単に抜くことができます。

ロック付タイプの筒先

ロック付

先端部に注射針をしっかり固定できるロック機構を搭載しています。薬液注入時の針外れを防止するため、安全性が求められる医療現場で多く採用されています。