地震に限らず、台風や大雨災害などの天災が続く中、私たちひとりひとりの防災意識は確実に高まっています。災害がいつくるかどうかではなく、備えをするかどうかが重要。さらに新型コロナウィルス感染症対策に配慮しなければならず、ご自身と家族の命を守るためにも、もう一度防災対策を見直してみませんか?
家の中の安全対策
「家具は必ず倒れるもの」と考えて防災対策が必要です。家具固定グッズだけではなく、ガラス飛散防止フィルムで日頃から室内の安全を確保しましょう。ガラスの破片や刃物から守るために軍手や丈夫な手袋があると安心です。ホイッスルは建物や家具の下敷きになった場合に救助を求めるためのもの。救助する際の生息の目安になります。
安否確認を決める
災害時には、携帯電話の回線がつながりにくくなるため、お互いの安否を確認できるように、日頃から安否確認の方法や集合場所などを事前に話し合いましょう。
災害用伝言ダイヤル 局番なしの「171」に電話をかけると伝言を録音でき、自分の電話番号を知っているご家族などが、伝言を再生できます。 災害用伝言板 携帯電話やPHSのサービスを使用して自分の電話番号を知っているご家族などが情報閲覧できます。
■災害用伝言板
携帯電話やPHSのサービスを使用して自分の電話番号を知っているご家族などが情報閲覧できます。
もしもの時の情報収集
防災グッズは毎日持ち歩くには大変ですが、情報収集と冷静な判断ができるスマートフォンなら毎日持っているもの。(スマートフォンのライト機能を懐中電灯代わりにもなりますね)防災におすすめのアプリや情報ご紹介します。
ハザードマップ
ハザードマップ(被害予測地図)で、いざというときに被害を最小限に抑えることができるよう、日ごろから防災に関する知識や浸水想定区域、土砂災害危険区域等を把握しておきましょう。
災害に備える
7月から10月にかけては日本に接近・上陸する台風が多く、大きな水害が起こっています。河川の急激な増水、道路や家の浸水、道路のアンダーパス等の水没など、ほんの一瞬で被害が拡大する様子がニュース等で報道されています。危険な場所には近づかないようにすること、すぐに避難ができるように日頃からハザードマップや避難場所を確認しておきましょう。
避難所で使う
避難所の多くはお近くの小中学校や公民館に指定されています。自治体ごとに飲食料や毛布などが備蓄されていることが多いですが、避難所に移動するときに持っていくべきアイテムをご紹介します。
感染対策をする
避難所は限られたスペースで多くの人たちと共同生活をすることになり、感染症のリスクが高まります。常に衛生状態を保つことが重要です。自分がかからないように・他人にうつさないように心がけましょう。